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皆さんこんにちは!
株式会社前川農場、更新担当の中西です。
“空気管理”
11月中旬。外気温が一桁台に下がる日も多く、朝露が凍るようになってきます。
この時期に牧場で重要になるのが、「牛舎の空気管理」です。
目に見えない“空気の質”が、牛たちの健康、そして肉質や成長にまで影響を与えます。
寒いからといって牛舎を密閉してしまうと、内部の湿度とアンモニア濃度が上がり、肺炎・下痢などの呼吸器障害を招きます。
逆に開けすぎると、冷気と乾燥で体温を奪われてしまう。
つまり、**「風通しと保温のバランス」**が生命線です。
特に11月は日中と夜間の温度差が大きく、深夜から明け方の冷気が最も危険。
風向き・湿度・牛舎内温度を毎朝チェックし、「温度差5℃以内」に保つのが理想です。
牛舎管理の基本は「清掃と換気」。
糞尿が残ると、アンモニアガスと細菌が繁殖し、牛の呼吸器にダメージを与えます。
毎朝の糞掃除と床の乾燥
ストール間の通気確保
ファン・換気扇のフィルター清掃
床の水洗いは夕方に行い、夜までに乾燥させる
また、敷料は1週間に1回は全面交換を目安にします。
特に11月は湿気がこもりやすいので、オガ粉や稲わらを厚めに敷き、吸湿・断熱効果を高めましょう。
牛舎内アンモニア濃度は、10ppmを超えると呼吸器への影響が出始めるといわれています。
目安としては、「牛舎に入って鼻がツンとしたら、換気が不足」。
このレベルでは、人にも牛にも有害です。
日中、扉や窓を一時的に全開にして空気を入れ替える“リセット換気”を取り入れるのも効果的です。
冬型気圧配置が始まる11月は、乾燥による鼻粘膜の損傷・咳が増えます。
加湿器や散水ミストを使用して、湿度50〜60%を維持。
また、乾燥により飲水量が減ると、尿が濃くなり腎臓負担や代謝不良を引き起こします。
水は1頭あたり1日40〜70リットルが目安。
水槽の凍結チェックを忘れずに。
11月の冷たく乾いた空気は、管理次第で「敵にも味方にもなる」。
清潔で適湿な空気を維持できれば、牛は食欲が増し、毛づやも良くなり、肉質の締まりも向上します。
見えない空気を整えることこそ、冬を前にした牧場経営の核心です。
株式会社前川農場では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
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