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前川農場のよもやま話~ “段取り8割”は本当?~

皆さんこんにちは!
株式会社前川農場、更新担当の中西です。

★ “段取り8割”は本当?食用牛牧場で準備が大切と言われる理由 ⚙

「仕事は段取り8割」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
建設業などでよく使われる言葉ですが、実は食用牛牧場の仕事にもぴったり当てはまります。
もちろん、本当に仕事の80%が準備だけという意味ではありません。
この言葉が表しているのは、「事前にしっかり準備しておけば、その日の仕事をスムーズに進めやすくなる」ということです。✅
牧場の仕事は、牛という生き物を相手にします。
そのため、予定通りに進まないこともあります。
だからこそ、普段からできる準備をきちんとしておくことが重要になります。

★ 朝のスタートで一日の流れが変わる

牧場の朝は、牛の様子を確認するところから始まります。
エサを食べているか、元気に動いているか、普段と違う牛はいないか。
こうした確認をしながら、その日の仕事を組み立てていきます。✅
もし気になる牛がいれば、その対応を優先する必要があります。
一方で、特に問題がなければ、予定していた給餌や清掃、設備点検を進めていきます。
朝の時点でその日の状況を把握しておけば、どの作業を優先すべきか判断しやすくなります。
牧場の仕事では、ただ決められた作業を順番通りに行うのではなく、その日の牛の状態を見ながら段取りを変える力も必要です。

☆ 飼料の準備は前もって行う

牛の飼育に欠かせないのが、毎日の給餌です。
必要な飼料が足りなかったり、保管状態に問題があったりすると、その場で対応しなければならなくなります。
だからこそ、飼料の在庫や状態を日頃から確認しておくことが重要です。✅
「明日使う分はあるか」「次の入荷まで足りるか」と少し先まで考えておけば、急な不足を防ぎやすくなります。
また、給餌前に必要なものを準備しておけば、作業中に何度も取りに戻る必要がありません。
毎日行う仕事だからこそ、少しの段取りが大きな効率化につながります。

★ 牛舎清掃も順番が大切

牛舎の清掃は、牛が健康に過ごすための大切な仕事です。
しかし、ただ汚れた場所を見つけた順番に掃除すれば良いというわけではありません。
牛の移動や給餌のタイミングを考えながら清掃することで、よりスムーズに進められます。
例えば、給餌作業と清掃作業が同じ場所で重なれば、お互いに仕事がしにくくなることがあります。
そのため、「先にこちらを終わらせ、その後に清掃する」というように、全体の流れを考えることが重要です。➡
牧場では、一つひとつの仕事がつながっています。
だからこそ、自分の作業だけを見るのではなく、その後の仕事まで考える必要があります。

☆ 機械や設備の点検も段取りの一部

牧場では、給餌や清掃などにさまざまな機械を使用することがあります。⚙
もし作業を始めてから機械が動かないことに気づけば、その日の予定が大きく変わってしまいます。
だからこそ、使用前の点検が重要です。
普段と違う音はしないか、異常はないか、必要な燃料や電源に問題はないか。
短い確認でも、トラブルを早く発見できる可能性があります。✅
「昨日使えたから今日も大丈夫」と考えるのではなく、毎日の状態を確認することが大切です。

★ 天候を読むことも牧場の段取り

牧場の仕事は、天候にも左右されます。
雨の日には牛舎周辺が滑りやすくなったり、作業しにくくなったりすることがあります。☔
暑い時期には牛の暑さ対策を意識する必要があり、冬には寒さや凍結への注意も必要です。❄
天気そのものを変えることはできません。
しかし、天気予報を確認して、「雨が降る前にこの作業を終わらせよう」「暑くなる前にこちらを進めよう」と考えることはできます。
天候まで含めて仕事を組み立てることが、牧場では大切な段取りになります。

☆ 人員配置も大切な準備

複数人で働いている牧場では、誰がどの作業を担当するかを決めておくことも重要です。
全員が同じ作業に集中してしまうと、他の仕事が遅れてしまうことがあります。
逆に、役割を分担しておけば、それぞれが効率よく動けます。✅
また、新人がいる場合には、経験者と一緒に作業してもらうことで、安全な方法や牛との接し方を学びやすくなります。
単に人数をそろえるのではなく、誰をどこに配置するかまで考える。
これも大切な段取りです。

★ “もしも”を考えておく

牧場では、生き物を相手にしている以上、予定外のことが起こることがあります。
牛の体調が急に変わることもあれば、設備にトラブルが起きることもあります。⚠
だからこそ、何かあったときの連絡方法や対応手順をあらかじめ確認しておくことが重要です。
「何かあったらその時に考える」より、「こういう場合はこう動く」と決めておいた方が、落ち着いて対応できます。
予定通りに進むための準備だけでなく、予定外のことに対応するための準備も段取りなのです。

☆ 段取りが良いと牛を見る余裕が生まれる

準備不足の状態では、飼料を探したり、道具を取りに戻ったり、作業内容をその場で考えたりする時間が増えます。
すると、一日の仕事を終わらせることだけで精一杯になってしまいます。
一方で、段取りが整っていれば、作業に余裕が生まれます。
その余裕があるからこそ、「あの牛、今日は少し様子が違うな」と気づくことができます。✅
食用牛牧場では、作業を早く終わらせることよりも、牛をしっかり見ることが大切です。
段取りは、そのための時間をつくることにもつながります。

⭐ “段取り8割”は牛と向き合うための準備

食用牛牧場の仕事では、毎日同じ作業をしているように見えて、実際にはその日の状況によって判断が必要です。
だからこそ、普段からできる準備をしっかりしておくことが重要です。
飼料を確認し、道具や機械を点検し、清掃の順番を考え、天候を確認し、人員を配置する。
こうした準備が整っているからこそ、牛の小さな変化に目を向ける余裕が生まれます。✅
私たちも日々の段取りを大切にしながら、一頭一頭の牛と丁寧に向き合い、安心できる牧場づくりを続けていきます。✨

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